ひとりごと

食べものや遊んだことなど 日々のメモ置き場

余裕ある生活

 

術後の定期健診に今週中に行く必要があり、不本意ながら、お盆まっただ中の今日、夏期休暇を取得した。

予約は10時半のため家で朝食を取った後出発。

 

 

昔から、お盆やお正月は親戚が家に押しかける。賑やかで近況報告し合うのは楽しいけれど、家に何日も滞在する親戚もおり、食事やお風呂などに気を遣い、おもてなし精神を発揮せねばならぬことが幼い頃から嫌だった。

 

何となくこっそり1階のリビングから2階に逃げたり、iPhoneをいじって話しかけるなオーラを出してたが、自分より年下の親戚には効かず。

 

あそぼーよーなにしてるのーなんで2階に行っちゃうのー私にもやらせてーなにして遊ぶーの繰り返し。年下が極端に苦手なのでこれもこれで大変。

 

兄は仕事で家にいないし、仕事休みでも自分の部屋に篭って過ごしてるくせに何も言われなくていいな、なんで私だけちっちゃい子の面倒見たり食器洗ったり買い物手伝ったりせねばならんのだと不満が募っていた。

 

昨日の夜、母にお盆って苦手なんだよねと漏らした。

すると、ずっと家にいなくていいよ、明日病院の帰りにどっかご飯でも食べに行って好きに過ごしなよ、そんなに気をつかう必要ないんだからさ、せっかく夏期休暇ってことで休みとるんだし、と意外な返事が返ってきた。

 

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病院の定期健診は苦手だ。

 

1回目の手術の時は、術前・術後検診ともに、お腹の上にゼリーを塗り、エコーで卵巣の様子を診てもらっていた。

2回目からは内診に切り替わった(事前に内診に切り替えてもいいか確認はあった)。これがなかなか辛い。

 

今日は生理期間中だけどお構いなし。診察される側が引くレベル。血の垂れる感触。看護師さんが血を拭いてくれた。医療職は大変だ。。

 

内診終了後、担当医から説明。

傷跡も綺麗。卵巣は本当に手術したの?と思うほどに何ともないらしい。恐らく大丈夫だとは思っていたけど、言葉にしてもらえるとほっとする。

 

先生に今はどこに住んでいるんだっけ?と聞かれ、以前と変わらずです、と答えたら、偉いねえ、お家から職場まで通ってるのか、本当に偉いよう、と子供のような褒められ方をした。

先生には私と歳の近い娘がいて、大学進学と就職を東京で考えていると、入院中に悩みを漏らしていた。

きっと娘にも地元にいて欲しいんだろうな。父親としての一面を見てほっこり。人間的に大好きな先生。

 

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病院を出たのは11時30分。

 

行きたかったレストランは火曜定休ばかり。悩んだ末に、前回の健診後にも利用した小さなカフェに来た。

トーストが絶品で、飲み物の種類が豊富でどれも美味しい。それとお店の雰囲気が最高。店員さんが無駄に干渉してこないから瞑想に向いてる。街中の喧騒とは離れた落ち着く場所。誰にも教えたくないような。

 

頼んだのはダージリン ストレートフラッシュの水出しとトマトとチーズのトースト。

 

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水出しですっきりした味わい。

トーストは厚切り。チーズがよく伸びる。粒マスタードがアクセント。ぺろりと平らげた。

 

お店に来てから1時間ほど経つけれど、私の他に客はおらず、だれか来た!と思ったら郵便屋さん。そのくらい静か。優雅な休日。お金はないけど、たまに贅沢するのはいいよね。

 

贅沢といえば、病院で待っている間にシューズとマスカラをポチった。

美容って本当にお金がかかる。でもプチプラコスメより肌は荒れにくいし、いい匂いだし、今日の顔はめちゃくちゃお金かかってんだぞ!と思うと色々頑張れるような気がするようなしないような。あと毎朝の化粧が楽しくなる。